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「自動制御」を活かす工夫

「エネルギーの無駄使い」を防ぐ方法 とは

5人部屋だから、常に5人分の換気量


 共通した「気付かないで、見過ごしている」問題を補う方法は「自動制御」を導入することです。

 先程の例では、「換気扇」が連続して一定量の換気が働いている状態だとすると、部屋の人数に関係無く稼働しているので、この換気量分の「外気負荷」が部屋に入った事になります。

 「エアコン」の稼働状況は、常にこの外気負荷の変動に応じ、稼働しています。

※「外気負荷」とは、屋外から室内に取り入れられる暖かい(冷たい)空気のこと。


換気した分だけ温め(冷やし)なおす


換気量は在室人員数(1人当たりの専有面積で算出)をベースに、計算されています。

仮に在室人員数が少なければ、換気量も少なくて済み、当然「エアコン」は外気負荷が少ない状態の中で稼働する筈です。

しかし、「換気扇」は一定量の換気能力で運転しているので、人員数の変化に関係無く一定の外気負荷が「エアコン」の稼働に影響し、人員数が少ない時でも「エアコン」は、常に外気負荷に応じた稼働状態となります。


《参考までに》

換気量と電力消費の関係

参考例として

夏の室内環境を、温度:26.0℃ 湿度:50%RH
夏の外気環境を、温度:32℃ 湿度:60%RH の条件時において、

換気量を36m3/h・人(CO2濃度を900ppmに保つ換気量)とすると、その換気量が室内に与える熱量(熱負荷)は、凡そ0.3kw程度になります。

仮にその換気量の熱量(熱負荷)が、年間を通じ0.3kwだとすると、年間電気料金(低圧で基本料を除外)を試算すれば、凡そ4,700円(2015年度)程度になります。

これはあくまでも参考例ですが、私達の普段の生活では先ず意識する事はありませんが、「換気量」と「エネルギー消費量」の関係は、この様な関わり合いがあります。

※m3/h・人 とは? ⇒ m3 は、体積(立方メートル)です。 
※h は、1時間の単位時間です。 人 は、1人当たりの単位です。

室内の空気を、CO2濃度を900ppmに保つには、1人当たり1時間に36m3の換気量が必要になります。


空気の汚れた分だけ換気が自動的にできれば 冒頭で投げかけた『皆さんは疑問を感じるのでは無いでしょうか。』の答が、これです。

 つまり、『一定換気量の環境では、人員数が少ない時に「エネルギーの無駄使い」が、生じる』事になります。

 こうした現象を防止するには、在室人員数に応じ「換気扇」のスイッチを「入り切」すれば簡単にできる筈ですが、人員数を対象にすると、幾らの人数でスイッチを「入り切」させれば良いかは、見出せません。

 そこで、「自動制御」を補足させれば、容易に解決します。


自動制御!状況に合わせて切り替え!!つまり、省エネ性の向上!



その一例を解説します

 人を目的とした換気量は、基本的にCO2濃度です。
  CO2濃度はビル管理法では 1,000ppm以下と、定められています。

 CO2センサーを利用して、900ppm以下で「換気扇」を停止させ、1,000ppm以上で「換気扇」を運転して挙げれば、在室人員が判らなくても「換気扇」を自動的に運転制御する事は、容易にできます。

 更に、CO2の変動と、室内外の温湿度を時系列で計測しておけば、情報としても管理できます。

 欲を言えば、「換気扇」と「エアコン」の運転状況をプログラムに組み込めば、「稼働状況」も時系列で判別できます。

 この様に、人ではできない事を「道具」を介すと容易にできますし、人では「気付かないで、見過ごしている」要因を「道具」を介することで、「エネルギーを、無駄に消費させない設備」が実現できます。


「見過ごしている」弊害

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